はじめに
こんにちは、エンジニアの津崎( @820zacky )です。 今日は、弊社で全社的に使っているSlackについて、 エンジニアチームがどのように利活用しているかについてご紹介いたします。
弊社には金融や商社といったメール文化の会社出身の方もいるのですが、入社後は全員Slackを使ってもらっています。最初はスタンプやスレッドに慣れないようですが、特に不満の声はなくみなさん使いこなしています。
Slack自体が、情報のハブになっていて、さまざまな機能を果たしているので、こちらを深堀りして紹介したいと思います。
Slackの利活用
エンジニア同士のチャットコミュニケーション
エンジニアチームがメインで使っているチャンネルでは、 雑談も混じるような形で、カジュアルにチャット感覚で利用しています。 リアルなオフィスで行われる会話に近いイメージです。
業務連絡だけでなく、気軽に考えを書き込むことで、一人で困って問題を抱え込むことを防いだり、チームの一体感の醸成につながっています。
エンジニア同士の音声コミュニケーション
SlackのHuddle機能を使って、ちょっとした相談や、ペアプロ、レビューをしています。 今までに音声チャットツールとして、Slackビデオ通話や、GoogleMeet、Aroundなどを試してきましたが、ダントツで使いやすいため定着しています。
すぐ繋げられる。誰が話してるかわかる。他の人の通話に乱入できる。ラジオ感覚で聞ける。といったメリットがあります。 Huddleのおかげで、ちょっとした相談のハードルがめちゃくちゃ下がっています。
がっつりペアプロやモブプロをしたいときは、PhpStorm の Code With Me という機能で同時編集をしていますが、簡単なペアプロであれば、画面共有で済ませることもあります。
各種ツールからの通知を確認
障害アラートやGitHubのコメントなどをSlackに通知しています。 さまざまなツールと連携しているので、Slackの通知だけ見れば良いようになっています。
- Google Calendar - Google Drive - Jira - AWS CloudWatch アラート - プロダクト(バッチ処理結果やユーザー登録結果など) - Rollbarのエラー通知 - Figma
報告や意見を受け付ける窓口
エンジニアチームではバグ報告やプロダクトへの意見を受け付ける窓口専用のチャンネルを設けています。
これを整備するまでは、個人のDMで相談があったり、メンション先のエンジニアを誰にしていいのかわからない、といった問題がありました。
エンジニアに依頼、相談、報告したいときは「開発総合窓口チャンネル」を開いて上記のワークフローを通してもらうようにしています。 Slackワークフローを整備することで、フォーマットの統一化を行いコミュニケーションコストの削減を行なっています。
「バグ報告」ではなく「バグかもしれない報告」にしているのは、気になることがあれば気軽に相談してほしいというニュアンスを表現するためです。
1クリックでJiraのIssueに変換できるといった機能も実装しています。
全社的な情報共有や他部署の動向を知る
全員が参加しているチャンネルにて、経営会議の内容の共有や、健康診断のアナウンスといった全社的な情報共有を受け取っています。
営業やCS、MACAP(M&Aのアドバイザーチーム)といった他部署のコミュニケーションもそれぞれのチャンネルを覗くことで見ることができます。 M&Aに関わる秘匿情報などはprivateチャンネルで行われていますが、それ以外のコミュニケーションは基本的にオープンにするという社内文化があります。
部署を超えた雑談コミュニケーション
普段から雑談を行うことで、相談や報告の心理的ハードルが下がるという効果があると言われています。 弊社では雑談用のチャネルが複数あり、活発に雑談が行われています。
カスタム絵文字を使ったコミュニケーションも活発です。 絵文字についてはこちらの記事をご覧ください。
部活動コミュニケーション
弊社にはたくさんの部活があります。特に会社の制度というわけでなく、好きな人が勝手に集まってやっている活動です。 部活ごとにチャンネルがあり、それぞれでアナウンスや雑談が行われています。
私が認知している部活は以下です。
- 筋トレ部 - サウナ部 - キャンプ部 - 漫画部 - キネマ部(映画部) - ゲーム部 - ボルダリング部 - フットサル部 - ワーケーション部
弊社最大の部活である「筋トレ部」に興味がある方はこちらをご覧ください。
おわりに
本当はエンジニアチームで使っているツール群を紹介するつもりだったのですが、 Slackについてのボリュームがデカすぎたので、今回はSlackの利活用についてのみ紹介しました。
エンジニアチームがSlackをどのように活用しているかイメージが伝わったら幸いです。