祝100記事!技術ブログを継続する意義について

こんにちは、M&Aクラウドのかずへいです。2019年10月に始めたこの技術ブログも、ついに100記事目になりました🎉

大体2週間に1記事は書き続けてきた計算になります。継続できるのって本当にすごいですね!弊社のプロダクトメンバーは本当にすごいです。

今回は、この技術ブログについて振り返りながら、ブログを書く意義について考えていければと思います。

ブログの始まり

良い人が集まり、たくさんの良い仕組みを導入し、良いプロダクトを作り、それを発信して人が集まる、という好循環を作っていきたいと思い、この技術ブログは始まりました。

ブログを書き始めたときには、このブログには発信の役割を期待していました。ですが、記事が増えていく中で、ブログの役割は発信だけでは無いなと思うようになりました。

ブログは発信ではなく、良い仕組み導入のドライバー

ブログでは、過去にもいろんな良い仕組みを導入し、紹介してきました。例えば以下のようなものがあります。

tech.macloud.jp

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他にも、弊社のM&Aクラウドの開発を進める上での知見を、様々な記事にしてきました。

ブログに書いた記事が増えるにつれて、次の記事では何を書こうか?これは記事に出来るような良い仕組みだったのか?等、 導入する仕組みについての振り返りや技術的な深堀りのきっかけづくりという効果が出始めました。

弊社ではブログのネタを何にするか話あったり、ブログの内容レビューをしたりといったことが日常的に行われています。 振り返りがより次の仕組みへ繋がり、結果的に新しい仕組み導入のドライバーになったなあと思っています。

ブログはオンボーディングの助けになる

また、ブログは新しいメンバーのオンボーディングの助けになりました。

新しいメンバーがつまずいた時に、これってどういう仕組ですか?と聞くと、この記事を読んでとブログの記事を共有することがよくあります。 外に出しても問題ないように、文章に気を使ったり、他のチームメンバーにレビューしてもらったりしているため、ブログの記事は分かりやすく、情報共有にもってこいです。以下の記事などは、弊社独自の仕組みを説明していて、新しく入ったメンバーに読んでもらうと有益です。

tech.macloud.jp

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ブログが、チーム全体の学習を促す役割を果たし、当初の発信という目的以上の価値が出てきたなあと思っています。

ブログは文章を書く練習になる

エンジニアとして働いている方は、プログラムを書くのはもちろんのこと、PRにコメントをつけたり、社内向けにもドキュメントを作ったりと文章を書く機会が多いと思います。 社外に向けたブログを書くことは、文章を書くとても良い練習の場でになります。弊社ではブログを書いたら、プレビューをみんなに見せてレビューしてもらっているので、その点でもとても勉強になります。

ブログは発信の役に立ったのか?

そして、ブログは当初期待した発信の役割をできているのか?と言うところです。これは正直言ってまだまだだと思います。 弊社のブログがバズりまくって、弊社の名前がTwitterはてなブックマークを駆け巡り、カジュアル面談が何件も発生するというようなことは、残念ながら起きていません。

しかし、採用のための面談で「技術ブログ読んできました!技術頑張ってますね!」と言ってもらえることは増えました。 弊社と接点を持っていただけた方に、弊社のことを理解してもらうためのツールの一つとしては十分に役立っていると思います。

目標を置かずに続けていく

これからも、この技術ブログは続けて行けたらなと思っていますが、そのために大事なことは目標を置かずに続けていくことだと思っています。

例えば、目標として採用のための申込み数やPV数を置いてしまうと、どうしてもそれらの目標に見合ったものを頑張って書こうとなってしまいます。そうなると、ブログを書くこと自体が難しくなり、ブログを書くことによる発信や副次的な効果を失ってしまうことになります。

気負いせず、日々のチャレンジをメンバーが書き込んでいく形を続けることで、振り返りの機会を提供できる。そんなブログが続いていけばよいなと思います。